願い事


俺はなぜか、1月になってから莉子ちゃんの事思い出したんだ。


一学年にクラスは5クラスあって、


その中で莉子ちゃんを見つけだすことは、苦だった。


でもやっと会えたのに、俺には優華がいるって。

自分で自分に言い聞かせた。


でも、俺の一目惚れしたのは莉子ちゃんで…。



『優華、ごめん。もうお前とはつき合えないんだ…』


『分かったよ、私は愛されてなかったよね』


なんだか優華とは、呆気ない終わりだったような。


でも俺は…


莉子ちゃんにがんばって、勇気をだして話しかけなければ。

分かれた優華のためにも。




< 11 / 12 >

この作品をシェア

pagetop