ずっと好きでいてもいいですか?

150%

いつも。

はづきの家に来ると必ず。

私達は一緒に寝る。

私は、はづきの腕の中で安心して眠りにつく。

こんな時間が大好きだ。
はづきに抱きしめられながら、愛を感じてる時が。



今日もはづきに抱きしめられながら眠りにつくこうとしていた。

「まな、俺の事慣れた?」

急に問い掛けてきた。

「う~ん。。」

「じゃあ何%ぐらい?」
「う~ん70ぐらいな。」

「じゃあ、後30%だ。」
「うん。」

人見知りする私は、すぐには話せないし、打ち解けない。

けど、はづきとは毎日会ってるし、慣れもいつもより早かった。

だからいっぱい慣れて、なんでも話せれる仲になれたらなって思ってた。
「まな、俺の事好き?」
私は照れながら答えた。
「うん。」

「何%ぐらい?」

まただ。

「うんと、…100%好きだよ。」

精一杯の私の気持ちを言った。

恥ずかしすぎて顔が真っ赤なのが自分でも分かるぐらい。

けど、明かりは消えてたから、はづきに見られてないのが救い。

「俺は150%。200%中150%好き。」

はじめは照れ臭そうにそう言った。

私はうれしくて、一人顔がにやけてた。

言葉で言われるのが、こんなにもうれしくて、幸せな気持ちにしてくれるんだね。

はづきと出会って分かったよ。

大切にされてるんだよね?

私。
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