伊吹くんと私の日常
「森中、伊吹を見るのはぃぃんだけど…
俺の机に毎回毎回ネームペンで"伊吹くんLOVE"って書くの止めろよな。」
「あぁあああぁ!!またやってしまった!ごめんね!」
「いや、ぃぃけどよー。つぅーかなんなら"間中くんLOVE"って書けよ。」
「えっ、じゃあ今度カラフルなネームペン持ってきてぃぃ!?」
「カラフルなネームペンなんてあんのかよ。」
「うん!ピンク色で"伊吹くんLOVE"って書こ!」
「俺話聞いてた?」
「うん!ネームペンで書いてもぃぃって言った!!」
「ははっ。」
私の言葉を聞いた男の子は笑って何処かに行ってしまった。
何か用事があったのかな?
そう思いながら私はまた伊吹くんに視線を向ける。