魔界動乱期
「風のバルザだと?貴様は師団長…いや、軍団長か?」
その強大な魔力を感じたギドラスは思わずそう訊ねる。
「第二師団副師団長だ!」
「副師団長だと…?グハハハ!どうやらその魔力はあまり使い物にならんらしいな!」
「使い物にならないかどうか、試してみろよ…」
バルザベルクは両手をクロスさせ、十字の刃を飛ばす。鋭い風の刃は、一瞬にしてギドラスを四つに切り裂いた。
「思い知ったか!!…ん?」
切り裂かれたギドラスはすぐに元に戻る。
「グハハハ!風が光を切れるか!師団長と副師団長が二魔がかりでも倒せなかった俺を、どうやって倒すんだ?」
ギドラスは余裕の笑いを浮かべ、バルザを挑発する。しかしバルザベルクは臆する事なく、激しい竜巻を発生させた。
「光だろうが何だろうが、俺の風には関係ねえ!!」
バルザベルクを覆うように渦巻く竜巻はさらに激しさを増す。魔力がどんどん上昇し、やがてギドラスの体をも引き寄せる。
「な、なんだこれは…!か、体が吸い寄せられる!小賢しい!!」
その強大な魔力を感じたギドラスは思わずそう訊ねる。
「第二師団副師団長だ!」
「副師団長だと…?グハハハ!どうやらその魔力はあまり使い物にならんらしいな!」
「使い物にならないかどうか、試してみろよ…」
バルザベルクは両手をクロスさせ、十字の刃を飛ばす。鋭い風の刃は、一瞬にしてギドラスを四つに切り裂いた。
「思い知ったか!!…ん?」
切り裂かれたギドラスはすぐに元に戻る。
「グハハハ!風が光を切れるか!師団長と副師団長が二魔がかりでも倒せなかった俺を、どうやって倒すんだ?」
ギドラスは余裕の笑いを浮かべ、バルザを挑発する。しかしバルザベルクは臆する事なく、激しい竜巻を発生させた。
「光だろうが何だろうが、俺の風には関係ねえ!!」
バルザベルクを覆うように渦巻く竜巻はさらに激しさを増す。魔力がどんどん上昇し、やがてギドラスの体をも引き寄せる。
「な、なんだこれは…!か、体が吸い寄せられる!小賢しい!!」