魔界動乱期
リュウソウの属性は火である。
水黎に戦う意思はなかったが、身を守るために魔力を込めた水壁を作り出した。
「それでいいのか水黎……」
リュウソウは掌を上に向け、炎を灯す。
「あの炎は!?」
その炎は無色透明。
最も高熱度の、透明の炎をリュウソウは操る魔族であった。
「はあっ!」
リュウソウの炎は水壁を一瞬で蒸発させ、水黎自身に襲いかかる。
「くっ!」
間一髪で炎をかわした水黎は、同時に炎駒の接近を感じた。
「やめるんだリュウソウ!もうすぐ炎駒がここに来てしまう!そうなったら君は戦っては駄目だ!」
「くく……、四麒麟でも格下の炎駒が心配か?炎の対決なら俺が勝ってしまうからな!」
「違う!君は炎駒の本当の力を知らないんだ!優しさに溢れたあいつの……」
「おしゃべりはもういい!」
そしてリュウソウの炎が水黎を捉える。
それは、最大防御魔法で全てを氷結させる水黎のシールドを溶かし尽くし、そして水黎を飲み込んだ。
「うああっ!……え、炎……駒……」
水黎に戦う意思はなかったが、身を守るために魔力を込めた水壁を作り出した。
「それでいいのか水黎……」
リュウソウは掌を上に向け、炎を灯す。
「あの炎は!?」
その炎は無色透明。
最も高熱度の、透明の炎をリュウソウは操る魔族であった。
「はあっ!」
リュウソウの炎は水壁を一瞬で蒸発させ、水黎自身に襲いかかる。
「くっ!」
間一髪で炎をかわした水黎は、同時に炎駒の接近を感じた。
「やめるんだリュウソウ!もうすぐ炎駒がここに来てしまう!そうなったら君は戦っては駄目だ!」
「くく……、四麒麟でも格下の炎駒が心配か?炎の対決なら俺が勝ってしまうからな!」
「違う!君は炎駒の本当の力を知らないんだ!優しさに溢れたあいつの……」
「おしゃべりはもういい!」
そしてリュウソウの炎が水黎を捉える。
それは、最大防御魔法で全てを氷結させる水黎のシールドを溶かし尽くし、そして水黎を飲み込んだ。
「うああっ!……え、炎……駒……」