魔界動乱期
「パーンやギガンテス……名だたる一魔エリアの魔獣が続々と。ディナスはそやつらをまとめるほどの魔族だというのか……」
事前情報を上回る強力な軍勢に、ゾイドは少なからず動揺を隠せなかった。
そこに、超燕部隊の隊長・ウィドーが進言する。
「私が動きましょう」
この切り札投入を制したのは、副長のセラトであった。
「ウィドー隊長が出ては我が超燕部隊の名折れ。パーンには特攻隊長のラドン、ギガンテスには私が向かいます」
「セラト。仕方ない、お前達に任せる」
ここで部下のイグニから再び情報が入る。
「バ、バジリスクが……!出てきました!」
この報せに一同驚愕する。
かつてバジリスクは、東の大陸において三万の魔族がいた都市を一魔で壊滅させ、その名を魔界に知らしめた。
この魔獣の森においても、バジリスクのエリアは禁断のエリアと同様の危険地帯として、森の魔獣達に恐れられている。
「バジリスクがなぜディナス軍に!?国取りの魅力に野心が疼いたか?……ならば、ヤツは私が!」
「ちょっと待てよウィドー」
事前情報を上回る強力な軍勢に、ゾイドは少なからず動揺を隠せなかった。
そこに、超燕部隊の隊長・ウィドーが進言する。
「私が動きましょう」
この切り札投入を制したのは、副長のセラトであった。
「ウィドー隊長が出ては我が超燕部隊の名折れ。パーンには特攻隊長のラドン、ギガンテスには私が向かいます」
「セラト。仕方ない、お前達に任せる」
ここで部下のイグニから再び情報が入る。
「バ、バジリスクが……!出てきました!」
この報せに一同驚愕する。
かつてバジリスクは、東の大陸において三万の魔族がいた都市を一魔で壊滅させ、その名を魔界に知らしめた。
この魔獣の森においても、バジリスクのエリアは禁断のエリアと同様の危険地帯として、森の魔獣達に恐れられている。
「バジリスクがなぜディナス軍に!?国取りの魅力に野心が疼いたか?……ならば、ヤツは私が!」
「ちょっと待てよウィドー」