BrandNewDay-FirstTimes-
僕は苦しくて息が止まりそうだった。もう、このまま死んでしまうんじゃないかってくらい力強く握られる。
…痛い、イタイ、苦しい。こんなのヤだよ…。ち…づる…。
「っ!…………」
ぴくり反応した千鶴は手を離したら、すぐに去って行った。
「げほっ…げほっ…待てっ!千鶴っ!!!」
一体どういうこと…!?
朝の寝起きは最悪だった。起き上がり、座ったまま、僕は昨日の事を思い出す。
『お前も死ねばいいんだ…』
…手、冷たかった…。でも、あれは…完全に僕の首に手をあてられていた。
普通、霊だとしたら透けて僕の体なんて触れないのだと思ってた。けど、触れてた。いや、手は完全に冷たかった。
…でもどうして千鶴は僕を…。
僕は日曜日の事を思い出す。
あの日は町まで二人で出かけたんだ。
「あー…楽しかったね!ゲームセンター!!」
まぁ、ゲームセンターとかはいつでも来れるけど、日曜日とのことで朝から夕方まで遊べる。僕らはカラオケに行った後、ゲームセンターでかなり遊んだ帰りだった。
「ああ、あ!あれ!!見て!蓮!!」
実はクールに見えて、子供っぽい千鶴。千鶴は指をさして、僕の袖をくいっと引っ張る。これが素の千鶴なのだ。学校とかでは、なかなか見れない光景だが僕はもうこれが当たり前だと思っていた。
「何?どしたの?」
千鶴が指差したアクセサリーショップのショーウインドー。ネックレスやピアス、指輪などがチカチカと輝いている。
「あれ、蓮が好きそう!」
ショーウインドーの近くに来て、千鶴はふわり微笑む。千鶴が目にしたらしいものは…イチゴショートケーキのシルバーネックレス。しかも青いキラキラした石が入ってて、すごく可愛かった。
「わぁ可愛いー!って千鶴、僕男なんだけど!」
可愛いネックレスに笑顔がこぼれる。でも僕はすかさずツッコミを入れる。
「え…?だってイチゴショート好きだし、青い石入りだし、蓮が好きそうなやつだろ?」
千鶴はショーウインドーの中を見ながら言う。
「イチゴショートは大好きだし、青色好きだけど…男がネックレスってどう?女の子じゃないんだし」
…痛い、イタイ、苦しい。こんなのヤだよ…。ち…づる…。
「っ!…………」
ぴくり反応した千鶴は手を離したら、すぐに去って行った。
「げほっ…げほっ…待てっ!千鶴っ!!!」
一体どういうこと…!?
朝の寝起きは最悪だった。起き上がり、座ったまま、僕は昨日の事を思い出す。
『お前も死ねばいいんだ…』
…手、冷たかった…。でも、あれは…完全に僕の首に手をあてられていた。
普通、霊だとしたら透けて僕の体なんて触れないのだと思ってた。けど、触れてた。いや、手は完全に冷たかった。
…でもどうして千鶴は僕を…。
僕は日曜日の事を思い出す。
あの日は町まで二人で出かけたんだ。
「あー…楽しかったね!ゲームセンター!!」
まぁ、ゲームセンターとかはいつでも来れるけど、日曜日とのことで朝から夕方まで遊べる。僕らはカラオケに行った後、ゲームセンターでかなり遊んだ帰りだった。
「ああ、あ!あれ!!見て!蓮!!」
実はクールに見えて、子供っぽい千鶴。千鶴は指をさして、僕の袖をくいっと引っ張る。これが素の千鶴なのだ。学校とかでは、なかなか見れない光景だが僕はもうこれが当たり前だと思っていた。
「何?どしたの?」
千鶴が指差したアクセサリーショップのショーウインドー。ネックレスやピアス、指輪などがチカチカと輝いている。
「あれ、蓮が好きそう!」
ショーウインドーの近くに来て、千鶴はふわり微笑む。千鶴が目にしたらしいものは…イチゴショートケーキのシルバーネックレス。しかも青いキラキラした石が入ってて、すごく可愛かった。
「わぁ可愛いー!って千鶴、僕男なんだけど!」
可愛いネックレスに笑顔がこぼれる。でも僕はすかさずツッコミを入れる。
「え…?だってイチゴショート好きだし、青い石入りだし、蓮が好きそうなやつだろ?」
千鶴はショーウインドーの中を見ながら言う。
「イチゴショートは大好きだし、青色好きだけど…男がネックレスってどう?女の子じゃないんだし」