きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
「あたし、蒼空くんに、バカだと思われたくないんだよね~」


口笛を吹きながら、あたしは圭輔のユニフォームから手を離した。


「でも、ラッキー♪ 幼なじみが頭いいって、超便利だよね~」


「…………」


「それに、圭輔。さっきのことで、あたしに負い目があるし?」


あたしは小首をかしげ、ずっと無言を貫いている圭輔の顔をのぞきこんだ。


「教えないわけには、いかないよね~?」


すると……。
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