きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
「おまえを、さ。その中坊から奪ってやるよ」


「……えっ!?」


な……な……なんで!?


なんで圭輔が……そんなこと……言うの?


急な状況変化に全くついていけず、あたしは唇をふにふに動かしたまま、圭輔の顔を見上げた。


いつもと変わらないはずの……、ずっと前から知ってる圭輔の顔。


でも、その顔は……。


「……っ」


男の子じゃなくて、ちゃんと男のもので……。

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