きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
圭輔にウエストを抱き寄せられて、焦るあたし。


「ダメ、ダメ、ダメ。だって、あたし、今から蒼空くんに会うし……」


「…………」


「それに、圭輔。どうしちゃったの? いきなりキスするとか、わけのわかんないこと言い出すとか……」


「…………」


「熱でもある?」


切なげにあたしを見下ろす圭輔とか、マジおかしいし……。


ここまで来ると、圭輔のことが心配になって、あたしは圭輔のおでこに手を伸ばした。


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