きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
すると、圭輔はその手を掴んで、手の甲にキスをした。


「熱なら、さ。子供の頃から、ずっとあるよ」


「……へ?」


「好きな女と、ずっと一緒にいるからな」


「……あの……」


「莉子、悪いけど。俺、もう限界」


「へ?」


「ただの幼なじみのフリをすることも。このまま、幼なじみの関係を続けることも」


「……圭輔?」

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