きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
「ムカつく!!
聞いてんの!?
オバサン!!」


咲希ちゃんは、あろうことか、あたしの体をドンッと後ろに突き飛ばした。


「……は?
なにする……」


顔をあげて、ようやく反撃しようとしたあたしの前にひとさし指を突き出し、咲希ちゃんはキンキン声でまくしたてた。


「先週、蒼空がどこでなにしてたか知ってる?
ずっと咲希と一緒にいたんだよ!!」


「……え?
先週?」


先週って……?
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