きゅんきゅん男子~年下彼氏を溺愛中~【完】
「俺には、子供の恋愛相談にのるまでの義務はないの」


そんな言葉を、イスの背に体重をかけて、思いっきりのけぞりながら言う。


「授業妨害の罰は、こんな簡単なプリント1枚で許してやるから……」


天井を見つめて、タバコの煙を細く長く吐き出して、先生は体を元に戻した。


「俺の前から消えてくれ」


「……っ、先生」


「……んだよ」


「ここ、禁煙です」

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