光を失った世界~闇と光と運命~
いつものように脱いで渡そうとしたら

足に何か当たったと思ってみてみると

男の手が私の膝にあった。

「お触りは禁止って言ったでしょ。」

「ちょっとぐらいいいじゃん。
減るもんじゃないし。お金追加する」

こいつどこまでしつこいんだよ。

「無理なもんは無理。」

友達はいいなぁという視線を

送ってくる。

「友達としたら?私はパスだから。」

そういうと友達は嬉しそうに

「奈々いいの?!」

「うん。いいよ。」

これって友達?

ただの金づる?

友達も男も親もみんなこんなもの。


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