白百合の姫
「……。
フッ……素晴らしいまでの嘘だな。
どこまで"お父様"の顔色を伺い続けるんだ。」
「あぁ?」
こいつ…思ったことがすぐに顔にでるな。
…………バカ丸出しだ。
「…愛想笑いはいいのか。」
「…ッチ。
扱いにくい女だな。」
「…。」
軽く睨みつける。
こんなんが夫になるのか。
うんざりしてくる。
そんなことを思っている間に話は終わって
次は身内だけの食事会となった
なんで食事会なんかする必要がある。
もう顔なんか分かっているだろう。
しかも、この服…
裾がヒラヒラして