HONEY★HONEY☆LOVER
がちゃ、と扉が開く。
「麦茶いれてきたー…って海?」
「寝た」
「えぇっ!?」
「だから今日は床で寝るから」
ちょうどいい場所に座る。
「わかったっ!じゃぁあたしは蓮の隣ー」
「は?」
「だって蓮の隣安心するんだもんっ」
この前の時も、すごいぐっすり寝れたもん、と笑い俺の肩によりかかる。
「………っ」
「蓮、俺は寝るから」
半笑いの東吾がなんか妙にむかついた。
「…俺寝れないんだけど」
「あ!そっか!横になんなきゃねっ」
そう言って俺があいつを抱き抱える状態で横になった。
……こうゆう意味じゃねぇよ
数分もたたないうちに、あいつは寝息をたてる。
俺は案の定、寝れない
……寝かせたくねぇのかよ俺のこと。