HONEY★HONEY☆LOVER
「………え?」
「あのこの事だからまた自分のせいだ、って思っていたでしょう?」
「……………」
「でも今笑っていられるのはあなたのおかげだろうねぇ」
ふふっ、と笑いながら俺を見つめる。
「………俺は別に」
「これからもあのこを宜しくお願いします。」
頭を深く深く下げられ、俺も急いでお辞儀した。
「……はい」
「………あと
光は鈍いからね。頑張ってね」
「……………は?」
思考が停止する。
ちょっと待て!婆さん!
がらっ
「おばあちゃんっ!蓮っ!ごめん……ってどうしたの?」
「……俺外でてるから」
「え?」
病室から無言ででる。
あの人は笑っていた。
「………バレてんのかよ」