HONEY★HONEY☆LOVER
熱く火照った体
そこに滲む汗をふく。
「ーっ!」
……死にそう!
恥ずかしい、なんてレベルじゃない。
蓮も何も喋んないから余計意識する。
何か他のこと話さなきゃ、身がもたない!
「蓮も男の子なんだね」
「………は?」
何言ってんの!!あたしの口!
「いや…っ!やっぱ男の子だよねー……うん、男の子っ…だね?」
フォローしようとしたら逆に墓穴を掘った。
蓮の手があたしの頭を掴み、ぐいっと自分の方へ引き寄せる。
近い!近い!近い!近い!近い!
「もっと男だってことわからせてやろうか?」
そしてなぜか蓮の顔が近づいてくる。