HONEY★HONEY☆LOVER
ぼふっ!
タオルを蓮の顔に押しつけた。
「変態っ!自分でやれっ!」
あたしは急いで蓮のベッドから降りた。
最初からこうすればよかった!
「……っ薬ある?」
「……そこらへん。」
本気でだるくなってきたのか、蓮がおとなしくなる。
不謹慎だけどしばらくそのままで居てほしい。
戸棚を勝手にあさり薬を見つけ、冷蔵庫を勝手にあさりおかゆをつくった。
「蓮!おかゆつくったから食べて、薬飲んでっ」
眠ってたのか、うっすらと蓮が目を開けた。
「………さんきゅ」
弱ってる声が調子の悪さを訴えていた。
蓮が起き上がり、おかゆに手をのばす。
その時耳元でピアスがゆれる。
………どくん