HONEY★HONEY☆LOVER
「〜〜〜〜っ!?」
口にはいりこんでくる生暖かいコレは何っ!?
蓮にやっと唇を離される。
「………っはぁ、はぁ」
いきなりすぎて呼吸ができずにいた為、酸素が足りない。
「これが美味しい薬の飲み方。逆に甘いな。」
妖しい蓮の笑顔。
美味しい薬の飲み方→口移し
そんな飲み方、聞いたことない!
「〜〜っ!蓮っ!」
「ご馳走サマ、
光」
そういって蓮は目をつむる。
あたしはその場に座り込む。
「………ダメだぁ…」
いつもより熱があったせいか熱かった蓮の唇。
その感触がまだ鮮明に残っていた
「……あたし、どうしたんだろ」
このわけのわからない感情が
あたしを
どうにかしてしまう
…しばらく離れなきゃ、
蓮から…ー。