HONEY★HONEY☆LOVER
にやけ顔で俺の方へ近づいてきた
……気色悪い
汚い顔を張っ倒したくなった。
「蓮クンっ。こんなとこでさぼってていいのかなぁ?」
妙にからみついてくる声だった。
俺はそれに冷たい視線を投げる
「蓮クンって学年で一番優秀なんだろう?そーんな優等生がさぼってていいんですか?」
ことごとく無視した。
だけど、こうゆう奴らは絡むと絡むでうぜぇけど
「聞いてんのかよ、ガキ」
絡まないと絡まないとでもっとうざい。
「……聞いてねぇ」
「うーわー、生意気。
なぁ、ちょっと遊ばねぇ?」
腕を掴まれる。
全身に走る激しい嫌悪感に身を震わせた。
すぐその手を払い除ける。