HONEY★HONEY☆LOVER





にやけ顔で俺の方へ近づいてきた




……気色悪い


汚い顔を張っ倒したくなった。


「蓮クンっ。こんなとこでさぼってていいのかなぁ?」


妙にからみついてくる声だった。



俺はそれに冷たい視線を投げる




「蓮クンって学年で一番優秀なんだろう?そーんな優等生がさぼってていいんですか?」



ことごとく無視した。


だけど、こうゆう奴らは絡むと絡むでうぜぇけど


「聞いてんのかよ、ガキ」

絡まないと絡まないとでもっとうざい。



「……聞いてねぇ」

「うーわー、生意気。



なぁ、ちょっと遊ばねぇ?」


腕を掴まれる。



全身に走る激しい嫌悪感に身を震わせた。



すぐその手を払い除ける。





< 201 / 396 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop