HONEY★HONEY☆LOVER
中に入るとだいたいの教師が集合していた。
……大袈裟すぎね?
真ん中に校長が座っている。
俺はそれを静かに見下ろす。
「あー…呼んだのは海堂くんだけなんだが…。」
一人の男の教師が光達をじっと見る。
入った早々、突っ込まれたじゃねぇかよ。
「いいですよ、別に。」
校長が微笑む。
「……俺の処分は?」
「ちょっ!蓮っ!僕の処分は?でしょっ」
俺はそれをさらりと無視する。
「海堂くん…君の処分は…」
校長が言い掛けてる時にいきなり光が前にでる。
………………は?
なぜお前が前に出る?
「校長先生っ!お願いしますっ!蓮を退学なんかにしないで下さいっ!」
「あぁ…それのことなんだが…」
「確かに蓮は悪いことをしましたっ!だけど…っ」
「いや…そうではなく…」
「私達にとって蓮は大切なんです!」