HONEY★HONEY☆LOVER
恥ずかしいことをどんどん言っている光を茫然と見つめる。
「光落ち着け。」
「ひかりんっ!」
東吾と海もさすがに止めようとし、光の肩に手を置く。
だけどあいつはやめない。
「お願いしますっ!蓮をやめさせないで下さいっ」
ずっと頭をさげっぱなしのあいつ
まるで俺のかわりに謝っているようだった。
「………やめろ、」
「お願いしますっ」
「……頭あげろよ。何俺のかわりに謝ってんだよ」
「高崎さん、海堂くん。」
校長がいつのまにか俺達の目の前にいた。
「………はい」
「はい」
神妙な面持ちで言葉の続きを待つ
「僕はまだ海堂くんを退学にする、など言っていませんよ。」