HONEY★HONEY☆LOVER





激しい雨が俺を打ち付ける。



……くそ……っ


…俺のせいだ



後悔はおさまらず、俺はたださっきの場所へと走った。




……30分以内に見つける、とさっきそう言ったけど



…本当にできんのかよ



すでに周りは真っ暗になって、足元はぬかるみ、いつ怪我してもおかしくねぇ





さっき感じた胸騒ぎ。


それを思い出すとあいつの身になんかあるような気がしてたまらなかった。




何しろあいつはここは初めて。




俺達のように、何年も来てるわけじゃねえからなおさらだ。



あの胸騒ぎに早く気付いていれば良かった。



ただ広がる暗やみに叫ぶ。






「光……っ!」







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