HONEY★HONEY☆LOVER
ぎしっ…とベットが軋む。
もはや蓮はあたしの上。
なんか、いつも見下ろされてる気がする。
「れ……蓮……っ」
「今までの俺の理性を誉めてほしいぐれぇだから。」
「……………っ
あたし…っ!蓮の彼女でいいんだよねっ!?」
そんな蓮を見て発した言葉。
それを言ったらぴたり、と蓮が動きを止めた。
さっきは女友達だなんて言ったけれど
「は………?」
「あたしは蓮の特別になれたんだよねっ!?」
本当は嘘。
女友達なんかじゃなくて
「…………
お前、それ反則」
蓮の特別に、あたしはなりたい
「へ?」
蓮がキス寸止めの距離まで顔を近付けてきた。