HONEY★HONEY☆LOVER
「……寝れねぇの」
「なんで……?」
「お前が腕の中に居るから」
正直に言ってやっても、不思議そうな顔のまま。
普通寝れねぇだろ、そんな状況で
「じゃぁ…反対は…?」
「……………は?」
怪訝な顔をしたと同時に、光が引っ張ってきて今度は俺が光の腕の中に。
………………。
「おい」
「ふはぁ?」
………ふはぁ?って………
「離せ」
なんだ、この状況
「やーぁだー」
寝呆けてる、こいつ完全に
とろんとした目は焦点が合わず、ふらふらしてる。
「蓮?あたしは蓮のこと好きだよー。」
そしていきなりの告白かよ
……別に、嬉しくなくはないけど
「知ってる」
「うん、あたしも」
「寝ろ、もう。」