HONEY★HONEY☆LOVER
「……んっ!蓮っ!」
「…………あ?」
目を開けると日差しが降り注ぐ。まだ光に慣れていない目を閉じ掛けた。
「………まぶしいんだけど」
「じゃなきゃ起きないじゃん!」
半分起こした体をもう一度ベットに沈み込む。
「っだぁー!起きてよぅっ」
「………んで?」
「え……っ、」
聞いただけなのに困った顔をする光。
「意味わかんね」
「蓮っ!!だからっ……
蓮とたくさん話したいのっ」
「は?」
予想外の言葉に目はしっかりと覚めた。
「き・昨日はそんな話せなかったから…っ!」
「……………」
顔を真っ赤に染めて俯く光。
「……光」
「な・なにっ?」