HONEY★HONEY☆LOVER






なんだかんだでその後順調に進みプリントを終わらす事ができた。


奇跡!


「終わったーっ」

「へぇ」

「感動少ないー!今何時?」


両腕を開いて自由のポーズを取りながら、キラキラした顔を蓮に向ける。


蓮は、そんなあたしを見てニヤリと嫌な笑いを零した。


「英語でいうと?」

「え゙」




まさかの展開ですよ!




「今ノ時間ハ何時デスカ?」

ちょっとネイティブっぽく言ってみました!とピースしたら華麗にスルーされた。


「馬鹿」



あたしは急いで英語の教科書をだして調べてみた。



「えっと…
‘わっと たいむ いずいっと’こうでしょ?」

「……………」


あたしを見てきてため息をつく。



ムカつく……



「午前四時」


あ…明日が始まってるよ!

確かに窓の外を見ると少しづつ明るくなり始めていた。


そこで、あたしはある事に気付く



ん……?



「蓮、付き合ってくれたの…?」


午前四時まで?






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