HONEY★HONEY☆LOVER





「見てわかんねぇ?」


軽く眉間に皺をよせている蓮。


少しだけ眠気を感じさせる表情の蓮に感謝の気持ちが溢れる。




起きててくれた…



やばい、すごい嬉しいよ





「ありが……」



言い掛けた途端にいきなり抱き締められる。



「れ……」

「うっせ。黙ってろ」


軽く脅しっぽいよ!


寄り掛かるように、あたしに体を預ける蓮に笑みが零れた。


「ねむ……」

「ごめんね…」

「別に俺が勝手に起きてただけ」




きゅん、ときます。それ、



「蓮……」


抱き締めてくる蓮に手を回した時だった…



甘い恋人らしい雰囲気が壊された



「……つか、お前






胸ねぇな、寝心地わりぃ」



この一言で





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