HONEY★HONEY☆LOVER






「ん……っ」



甘く深い蓮のキスはあたしの全てを壊してしまいそう。




「ちょ……っ」


だけどやっぱり苦しい訳ですよ。


蓮の胸を押して、対抗する。



「ちょ…っ、れ…離…してっ」


だけど、それとは反対に何故か視界が反転して、天井があたしの目に入る。



とさ…、と背中には固い感触。



え、?



なんで天井が真上に見えるんですか!!




「れ……」

「…この状況で我慢できる方が、すげぇから」

「………!?」





蓮はあたしの首もとに顔を埋めてあたしの髪に唇を落とす。




ちくり、と痛みがはしる。

ひどく甘美な蓮の表情にあたしも酔ってしまいそうだった。


「れ……ん……」

「光」




さっきまでは交わることの無かった視線が交わり合う。





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