HONEY★HONEY☆LOVER
そのまま眠ったあたし達。
眠る前に
「今はこの貧乳で十分だし」
なんて憎まれ口叩いてきたけど、それは蓮の優しさだって知ってる
―…蓮、大好き
「光、朝。」
「………ん」
目を開けるとドアップ蓮。
「〜〜っ!!」
声にならない叫びが漏れる。
蓮がにやりと笑った。
「昨日あんな発言しといて何いまさら照れてんだし。」
「な……っ!」
「朝食食いに行くぞ」
「はい!」
敬礼の真似をするあたしに蓮がくすり、と微笑を零す。
やっぱり蓮の方が一枚上手だ…
いつもと同じように部屋をでる、蓮の背中を見て思った。
蓮には…かなわないなぁ
「待ってー!」
「置いてくぞ、ばかり」
…うん、ほんといつもと変わらないね。