HONEY★HONEY☆LOVER
魔王サマのご命令+光said+
蓮の部屋でまったりと過ごしていたある日。
魔王が突拍子もないことを言った
「おい」
「んー?」
あたしはごろごろ、蓮はベッドで雑誌を読んでいる、そんな和やかな一時は
「勉強教えたら何でも言うこと聞くんだよな?」
一瞬にして砕かれた。
ぱりーん!とね!ぱりーん!と。
「んー、………えっ!?」
あたしはばっ、と蓮を見る。
そこには魔王の微笑みがあった。
全て屈伏させるような微笑み。
「そうゆう約束だったよな」
「う……」
言い返せず口籠もり、目をそらしても蓮の視線を感じる。
「そ…うだったね」
目をそらしたまま、肯定する。
また蓮は妖艶に笑った。
「今日の夜、俺の部屋こいよ」