HONEY★HONEY☆LOVER
ギギーッ
門が鈍い音をたててひらく。
びくっ、と体が震えた。
て…転校早々、怪物と対決!?
身構えて、じっと待っていたら
かいぶ…眼鏡をかけた女の先生がでてきた
「あなたが高崎さんねっ!よろしく!私はあなたの担任になる相原よ。荷物は大丈夫?忘れ物とかしてない?」
「あ…の、」
「あら、大丈夫なんだな!学校の案内は今すぐがいい?それとも荷物置き終わった後がいいか?」
「すいませ…」
「忘れてた!学校の中に入らなきゃな!」
言いたいこと言うだけ言って、あっはっはと豪快に笑い先に入って行った。
「す…すごいですね…」
そんな先生にあたしはたじろぐ。
怪物より恐いかも、と思ったのは飲み込んでおいた。
そんなあたしを気にしないで、先生は満面の笑みであたしを見る。
「国立星泉学園へようこそ!!」