HONEY★HONEY☆LOVER







「…………馬鹿」

「な!」

「ねみぃから肩貸せ」




俺は光の肩に寄り掛かる


「………あたしは?」

「知らね、勝手に寝ろ」

「薄情者!」




眠気の波が襲ってきたため
俺は静かに目を閉じた。






…………なんでか
今日光を感じなかったら
当分……
いや一生光に会えなくなるような



そんな気がした




光の笑顔

光の香り

光の温かさ



どれも大切なのに


もう光に触れることが
できない気がしてならなかった






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