HONEY★HONEY☆LOVER






制服も壁にかけてある


バックもある


おかしなとこなんか全然ない



ただひとつ。



「蓮………?」


蓮がいない


あたしはぼんやりと開いてる窓を見る。


あそこから……?



動揺し、あたしは教室へと走った





「海っ!東吾っ!蓮が…」

「高崎、」



相原先生も息を切らせて
教室にきた



「せんせ…」



海も東吾も状況が飲み込めず
唖然としていた




「有島達も聞いてくれ」


先生の姿を見てまた不安が募る




そんなあたしを見てか
東吾が背中を撫でてくれた


「先生、どうしたんですか」


「たった今連絡があってな、
海堂が






退学を希望した」






< 315 / 396 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop