HONEY★HONEY☆LOVER
制服も壁にかけてある
バックもある
おかしなとこなんか全然ない
ただひとつ。
「蓮………?」
蓮がいない
あたしはぼんやりと開いてる窓を見る。
あそこから……?
動揺し、あたしは教室へと走った
「海っ!東吾っ!蓮が…」
「高崎、」
相原先生も息を切らせて
教室にきた
「せんせ…」
海も東吾も状況が飲み込めず
唖然としていた
「有島達も聞いてくれ」
先生の姿を見てまた不安が募る
そんなあたしを見てか
東吾が背中を撫でてくれた
「先生、どうしたんですか」
「たった今連絡があってな、
海堂が
退学を希望した」