HONEY★HONEY☆LOVER



必死に考え込むメイド。


多分どの答えを光が言ったのか、考えてんだろ



…これで光と同じ答えだったら、まじで考えてやってもいいけど女としてはどうかと思う。



普通に女の行動じゃなかったもんな、あれ




あれが始まり、だったのか……。


最初はあんなにうざくてたまんなかったのに


ほんと、わかんね。



「蓮様」


メイドが俺を見上げる。



「……で?」

「私なら謝って、手当てを病院でしてもらって下さいと聞きます」






……光のことわかってねぇな




女としてはいいだろうけど



俺にとっては最低点。




そんな女、つまんなすぎて無理。




「……残念、はずれ」

「え……」



よっぽど答えに自信があったのかしらねぇけど




光はそんなことしねぇし。



「……つーことだから、替えてもらう」

「……そ…ん…な……」



泣きそうな顔されても困るし。




「い……や…です…」



今度は拒否んのかよ


「……お前さ」

「今、蓮様が大変なときにお側にいない方のどこが……っ!」



やべぇな、




そろそろ限界。



拳を壁に叩きつける。



びくり、とメイドが震えるけどそんなの気にしない。


「…じゃぁ、お前に俺の何がわかんだよ」




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