HONEY★HONEY☆LOVER
「違うよ……っ!あたしが…っ…悪いの!」
「お前は悪くない。俺はなんも‥知らねぇけど今お前がしなきゃいけねぇことは泣くことじゃねぇだろ。」
「な…に……?」
「笑え」
あいつの目が戸惑うかのように揺れる。
「……え?」
「今お前が泣いたら、お前のばあさんもおふくろも親父も悲しむだから笑え」
「れん……」
「お前が言いたい話、全部聞いてやる。だからもう泣くな。」
海、
「蓮は…いなくなったり…しない…?」
お前は正しかったみたいだ
「なめんな、俺を誰だと思ってる?」
今俺の腕のなかで震えている
この存在を
「俺様」
今俺の目の前の
この笑顔を
「俺はいなくなんねぇよ」
守りたくなった。