「好き」って言えたら。
「考えたくないけど・・・和?」
「正解★☆三年C組三十番、南雲 和都★」
不正解であって欲しかった・・・(泣)
「何でA組にいるのっ?!」
「だって、美波に会いたくて~」
・・・・・・
「そーゆー事、教室でぬけぬけと言わないでよ!どうでも良くない事なんだから!」
「そーゆー事って、何?」
いたずらっぽく笑う和。
出た・・・ドS・・・!
「ど、どうでもいいでしょ!」
「さっきまで、どうでも良くないってわめいてたのは、ドコのダレだったっけ?」
うぅ・・・このドS・・・
「このドS!」
「オレはSだ!」
大差ないでしょ!
「違うよ!和は、Sじゃなくて、ドS!」
「い~や!オレはS!」
「飴一個賭けて、違うと思う!」
「少な!」
「じゃあ、二個!」
「そんなに変わりないだろ!」
「変わってるよ!一個と二個!」
「それが変わらないって言うんだよ!」
「じゃあ、百個!」
「そんなに食えるかよ!もらっても嬉しくねーよ!」
「じゃあ・・・九十個?」
「飴から離れろって!」
「だって飴だもん!」
「理由になってないだろ!」
その様子を、加奈が笑って見ていた。
「二人とも、ほんとに仲いいよね!」
なにそれ!?
「「仲良くなんかないって!」」
私と和の声が重なって、私たちは、さらにいがみ合う。
「和が真似したんじゃないの!」
「お前がパクったんだろ!」
ギャーギャーわめいていると、休み時間の終わりを告げるチャイムが鳴った。
「じゃ!」
それだけ言うと、和はA組から出て行った。
「正解★☆三年C組三十番、南雲 和都★」
不正解であって欲しかった・・・(泣)
「何でA組にいるのっ?!」
「だって、美波に会いたくて~」
・・・・・・
「そーゆー事、教室でぬけぬけと言わないでよ!どうでも良くない事なんだから!」
「そーゆー事って、何?」
いたずらっぽく笑う和。
出た・・・ドS・・・!
「ど、どうでもいいでしょ!」
「さっきまで、どうでも良くないってわめいてたのは、ドコのダレだったっけ?」
うぅ・・・このドS・・・
「このドS!」
「オレはSだ!」
大差ないでしょ!
「違うよ!和は、Sじゃなくて、ドS!」
「い~や!オレはS!」
「飴一個賭けて、違うと思う!」
「少な!」
「じゃあ、二個!」
「そんなに変わりないだろ!」
「変わってるよ!一個と二個!」
「それが変わらないって言うんだよ!」
「じゃあ、百個!」
「そんなに食えるかよ!もらっても嬉しくねーよ!」
「じゃあ・・・九十個?」
「飴から離れろって!」
「だって飴だもん!」
「理由になってないだろ!」
その様子を、加奈が笑って見ていた。
「二人とも、ほんとに仲いいよね!」
なにそれ!?
「「仲良くなんかないって!」」
私と和の声が重なって、私たちは、さらにいがみ合う。
「和が真似したんじゃないの!」
「お前がパクったんだろ!」
ギャーギャーわめいていると、休み時間の終わりを告げるチャイムが鳴った。
「じゃ!」
それだけ言うと、和はA組から出て行った。