「好き」って言えたら。
「美波~!あんたも隅に置けないよねぇ~」
「な、何が?」
加奈は、ニヤニヤ笑いながら、言う。
「あんな彼氏作っちゃってさ~!」
その瞬間、自分でも分かるほど、私の顔が真っ赤になる。
「違うよ!和は、彼氏なんかじゃないって!」
「じゃあ、何だって言うの?」
和が・・・?
「幼なじみ?それ以上でも、それ以下でも無いよ?」
そう言うと、加奈は、大きな溜め息をついた。
「あんたの困った所は、身長だけじゃ無いみたいだね・・・・・・あ~あ、南雲くんがかわいそ。」
何よ・・・
「だって・・・好きとか恋とか・・・分かんないし。」
本当に、知らないの。
胸がキュンってなるカンジっていうのは
胸が苦しくなるってことは
マンガや小説で分かってる。
だけど
恋をしたことのない私は
そんな気持ちも
感じた事なくて。
この先ずっと
恋は
「しないだろうなぁ・・・私。」
「な、何が?」
加奈は、ニヤニヤ笑いながら、言う。
「あんな彼氏作っちゃってさ~!」
その瞬間、自分でも分かるほど、私の顔が真っ赤になる。
「違うよ!和は、彼氏なんかじゃないって!」
「じゃあ、何だって言うの?」
和が・・・?
「幼なじみ?それ以上でも、それ以下でも無いよ?」
そう言うと、加奈は、大きな溜め息をついた。
「あんたの困った所は、身長だけじゃ無いみたいだね・・・・・・あ~あ、南雲くんがかわいそ。」
何よ・・・
「だって・・・好きとか恋とか・・・分かんないし。」
本当に、知らないの。
胸がキュンってなるカンジっていうのは
胸が苦しくなるってことは
マンガや小説で分かってる。
だけど
恋をしたことのない私は
そんな気持ちも
感じた事なくて。
この先ずっと
恋は
「しないだろうなぁ・・・私。」