小さな恋のユメ



「タケっわりぃ。俺ひかりと帰る約束してたんだ」

真人が言ってきた



「えー早い者勝ちだろー」

と折れないタケチャン

あたしの腕も離そうとしない

それどころか

余計力が入った



「いや、俺の方が約束してたから」

真人はそう言い

タケチャンを睨む

あたしも怖かった



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