小さな恋のユメ
「しょーがねぇな。ほらどんぶり貸して。いらない分食べてやるから」
「でも真人もそんな食べれないでしょ」
「健全な男子校生の食欲舐めんな」
と言い
特盛りにあたしが残した分
ペロリと平らげた
食べ終わりしばらく話してから
「そろっと出るか」
伝票を持ちレジに向う真人
あたしがお金を払おうと
財布を探していると
真人が先にお金を出していた
あれあたしが
奢るんじやなかったけ
「真人、お金」
「女の子は良い子に奢られてなさい」
そう言い店をでる
「ありがとう」
「いえいえ」
真人はニカッと笑い
また頭を撫でてくれた