小さな恋のユメ



「岡沢くんかっこいいじゃん普通にイケメン」



と言いながら椅子に座る唯



「慧斗くんにいいつけるよ~」



唯には一個下の彼氏が居る

つき合って3ヶ月くらいだ



「言っちゃダメ!この間雑誌のモデル見てかっこいい言っただけで怒られたんだ。「俺よりかっこいいワケ?」とか言ってナルシストかみたいなね」



唯は笑いながら言う

けど本人にとっては笑い話では

ないだろう



慧斗くんはすごく良い子

あたし、紗代と1人で会っても

挨拶してくれる子



唯思いだし



「嫉妬とか束縛てやつかな。最近結構あってさ。「俺以外の男と喋んな」って言われたし」

と唯は少し俯きながら話す。



大変だな。

それでも慧斗くんが好きなんだね



「あっあたしの話よりひかりの話!岡沢くんのことやっぱ好きでしょ?」



話無理矢理変えた?



「うっうーん。好きじゃないよ…でも1人になると考えちゃう」



「それ、明らか好きでしょ」




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