小さな恋のユメ



「なんか話そう」

と言われあたしはうなずく



距離がすごく近い

緊張しすぎて死にそう

やっぱ顔が上げられなくなる


下を向いて

顔を必死に隠す



赤くなった顔を

見られたくなかった



「俺さひかりに嘘ついてる」



顔を上げ真人を見た。


マジメな顔で

真人もあたしをみる



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