チェリーが毎年クリスマスに想うこと
「かわちゃ~んっ!店の前にウッドテラス追加注文したい。」
「まじでぇ~!?」
「3席くらい作れるよね!」
「う~ん。そうだね。」
「床も白ね!」私は毎日現場に現れ
現場監督のかわちゃんに
ことごとく注文を出す。
かわちゃんは、昔から頼りがいがあって
皆の人望もある。
ガテン系の実にいい男だ。
昨年、私の幼馴染、みっちゃんと結婚した。
余計に頼りやすい。
ウッドテラスの3席は
将来、自分のためにどうしても作っておきたかった。
「外装も、内装も白、全部白、頼むよ!かわちゃん」
「わかってるって~」
とにかく白にこだわった。
こんな田舎で、こだわってもしょうがないけど、
私の城だからさ。
あの日、シャトーロブションの窓から洩れる
明かりが煌めいて
シンデレラになった気持ちを
忘れないでいたい。
「さくら!今夜、さちが実家でみんなで飲み会しようだって!」
「うん!行く~~!」
完成まであとひといきだ。
「まじでぇ~!?」
「3席くらい作れるよね!」
「う~ん。そうだね。」
「床も白ね!」私は毎日現場に現れ
現場監督のかわちゃんに
ことごとく注文を出す。
かわちゃんは、昔から頼りがいがあって
皆の人望もある。
ガテン系の実にいい男だ。
昨年、私の幼馴染、みっちゃんと結婚した。
余計に頼りやすい。
ウッドテラスの3席は
将来、自分のためにどうしても作っておきたかった。
「外装も、内装も白、全部白、頼むよ!かわちゃん」
「わかってるって~」
とにかく白にこだわった。
こんな田舎で、こだわってもしょうがないけど、
私の城だからさ。
あの日、シャトーロブションの窓から洩れる
明かりが煌めいて
シンデレラになった気持ちを
忘れないでいたい。
「さくら!今夜、さちが実家でみんなで飲み会しようだって!」
「うん!行く~~!」
完成まであとひといきだ。