チェリーが毎年クリスマスに想うこと
翌日は、出版会社のアルバイトの日だ。
週に2回だけバイトをさせてもらっている。
文学部で出版会社でアルバイトというと
知らない人は皆、うらやましがるが
私は、ただの雑用係。
3年間も・・・。
なんのコネクションもできやしなかった。
一般人には、世の中そんなに甘くないということだ。
就職が決まらなかったら、
ここでそのままバイトするか・・・。
「さくら~!っ帰りなんか食べてくぞ!おごってやるぞ。」
夕食をおごってくれると言って声をかけてきたのは
ここでアルバイトを始めてからすぐに付き合い出した
私の彼。
私が、19歳の秋からの付き合いで
彼は5つ年上。
周りからは
「犯罪だ~犯罪だ~」と冷やかされた。
クリスマスは毎年彼と過ごすのが決まりだ。
私が勝手に決めたのだが・・・。
19歳の時5つも年上となると
かなり大人に感じる。
小学1年生の時、6年生だ。
子供の頃の流行の
遊びや、音楽などは
違って当然。
でも、ヒロはおっさんには感じなかった。
私は、運命の人だと思った。
「チェリー行くぞ!」
ヒロは私のことをそう呼ぶ。
こっぱずかしいが
ネットの中だけ
そっと【cherry】なんて使ってみる。
週に2回だけバイトをさせてもらっている。
文学部で出版会社でアルバイトというと
知らない人は皆、うらやましがるが
私は、ただの雑用係。
3年間も・・・。
なんのコネクションもできやしなかった。
一般人には、世の中そんなに甘くないということだ。
就職が決まらなかったら、
ここでそのままバイトするか・・・。
「さくら~!っ帰りなんか食べてくぞ!おごってやるぞ。」
夕食をおごってくれると言って声をかけてきたのは
ここでアルバイトを始めてからすぐに付き合い出した
私の彼。
私が、19歳の秋からの付き合いで
彼は5つ年上。
周りからは
「犯罪だ~犯罪だ~」と冷やかされた。
クリスマスは毎年彼と過ごすのが決まりだ。
私が勝手に決めたのだが・・・。
19歳の時5つも年上となると
かなり大人に感じる。
小学1年生の時、6年生だ。
子供の頃の流行の
遊びや、音楽などは
違って当然。
でも、ヒロはおっさんには感じなかった。
私は、運命の人だと思った。
「チェリー行くぞ!」
ヒロは私のことをそう呼ぶ。
こっぱずかしいが
ネットの中だけ
そっと【cherry】なんて使ってみる。