甘いのは苦手です。
自分の娘に対して頭大丈夫?みたいな目で見るんじゃないよ。

「本当だって自分の家みたいに寛いでんだ」

慌てない美智瑠に唖然だよ。
反対に怖いわ。

「おばさん、ごちそうさま」

「お前ー!!!!!」

「葵依くんじゃない」

「あ?」

葵依は幼稚園の卒業と同じに引っ越してしまった。
覚えてるわけがない。

母親達は、何かと交流は続いていたらしい。

葵依が通う大学が、こっちだと聞いて美智瑠は家賃も高いし部屋が余ってるので住んだらいいと提案した。






< 9 / 75 >

この作品をシェア

pagetop