遠恋~君と恋をした日々~
「ん~!!やっと前授業終わったぁ」


椅子に座りながら、背伸びをしていた


「さっ咲希ちゃん!おへそ見えてるよ」
「・・・うそっ!」


瞬時に背伸びをやめてお腹を隠した


うわぁ・・・恥ずかしい。絶対クラスの男子に見られた


てかみんな見てるしぃぃぃ


今日に限ってキャミ着てきてなかったからぁ・・・


「やめろよ!!見んなよ」


みんなの視線がいたいなか、南波があたしの前に立ってくれた


みんなの視線を、散らすためにいろいろやってくれてるみたいだけど・・・


あたしからなんも見えないよぉぉぉ


みんなが笑ってる・・・何してるの?


気になって、あたしは南波のシャツを引っ張った


「どした?」


振りかえらせても普通の顔だった


「何でもない。ありがとうかばってくれて」
「なんてことないさ」


南波の自慢げな顔、面白い


ありがとう。南波










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