遠恋~君と恋をした日々~
「咲希!すごかったねぇさっきの!」
「ははっ、ありがとう!あたし数学に目覚めたかも!」
「良かったじゃん!数学得意にしたら心ズよいって先生が言ってたよ」


へぇ、心強いんだ。知らなかった。


数学について、全然関心なかったからしらないことが多いんだ


今までの配られたプリントだって、先生の解説付き


解説をちゃんと聞けば、分かる問題ばかり


こんなのにあたしは苦戦してたなんて。なんとまぁ・・・


自分を見失いかけていた・・・


「いい!数学大好き!」
「どおしたのぉ!?」


いきなりあたしが大声出すから莉那があわてた


「恥ずかしいよぉ」


そーいって、莉那が顔を真っ赤にしている


「ごめんごめん」
「ふ~じ~わ~ら~?」
「ひっ!」


いきなり後ろから出てきた先生に驚いた


「なぁに?先生」
「その手にはめてるのはなに!?」
「あー、これは・・・あたしのたからもの?」








< 111 / 424 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop