遠恋~君と恋をした日々~
近藤君とは、あたしの隣の席の男の子


席替えをして、3列目の窓際になった


少しずつ話していくうちに、何気仲よくなった


授業を聞いてない日は、近藤君に聞いて


何度彼に助けられたか


いくら感謝してもしきれないくらいに・・・


「体育服ないのか?」
「うん。でも、先生の話し聞いてなかったあたしが悪いの」


近藤君にそ―言ってその場を立ち去ろうとした時、近藤君が話した


「俺体育服2枚持ってるから貸してやるよ」


近藤君があたしに体育服を差し出した


「でも・・・」
「いいんだよ。使えよ。それとも俺のじゃいやか?」


近藤君の言葉にあたしは思いっきり首を横に振った


そんなことない。いやじゃない


あたしは素直に近藤君の体育服を受け取った


「じゃーな、早くしないと授業遅れるぞ?」


近藤君がそ―言って、あたしたちの前から走り去ってしまった


風のように走り去ってしまう君の背中をずっと見つめていた







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