遠恋~君と恋をした日々~
「紹介するよ、彼女の藤原咲希!で、こいつが山本辰樹(やまもと たつき)中1だ」
やっぱり中1だった
「はじめまして、咲希です!」
「咲希さんっていうんすか」
辰樹君は、あたしの手を握ってぶんぶんたてに振った
可愛い笑顔であたしを見つめる辰樹君
「よろしくねぇ」
あーかわいい。なんて和むんだろう
あたしがぎゅっと握り返すと、辰樹君は嬉しそうにまた握り返した
そのまま微笑みあってると、あたしは後ろに引かれてバランスを崩した
「きゃっ!」
ポスっと音を立ててあたしは桜庭の胸の中へ入った
そのまま顔をあげて桜庭を見上げた
「どうしたの?」
「辰樹と手つなぎすぎ!あと、辰樹も咲希って呼ぶな!」
ムスッとした顔で、桜庭は辰樹君を見た
「先輩焼きもちっすか?」
「・・・っそーだよ!わりぃかよ!!」
やっぱり中1だった
「はじめまして、咲希です!」
「咲希さんっていうんすか」
辰樹君は、あたしの手を握ってぶんぶんたてに振った
可愛い笑顔であたしを見つめる辰樹君
「よろしくねぇ」
あーかわいい。なんて和むんだろう
あたしがぎゅっと握り返すと、辰樹君は嬉しそうにまた握り返した
そのまま微笑みあってると、あたしは後ろに引かれてバランスを崩した
「きゃっ!」
ポスっと音を立ててあたしは桜庭の胸の中へ入った
そのまま顔をあげて桜庭を見上げた
「どうしたの?」
「辰樹と手つなぎすぎ!あと、辰樹も咲希って呼ぶな!」
ムスッとした顔で、桜庭は辰樹君を見た
「先輩焼きもちっすか?」
「・・・っそーだよ!わりぃかよ!!」